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有馬温泉

日本三大名湯として名高い兵庫県の有馬温泉。
その歴史は大変古く、多くの著名人や要人も有馬温泉を訪れました。
飛鳥時代の34代舒明天皇に始まり、36代孝徳天皇、歌人の柿本人麻呂。
平安時代には白河法皇、後白河法皇、紫式部、小野小町。
鎌倉時代には藤原定家。
室町時代には三代将軍足利義満、安土桃山時代には豊臣秀吉、北政所(おね、ねね)、前田利家、石田三成、千利休。
江戸時代には林羅山、井原西鶴、柏原益軒、伊能忠敬。
そして明治以降は福沢諭吉、伊藤博文、新渡戸稲造、竹久夢二、蒋介石、モナコ王妃(グレース・ケリー)など、有馬温泉を訪れた要人は数多く、とてもここには書ききれないほどです。
六甲山の緑深く、こんこんと湧き出る豊富なお湯の煙に滲む、歴史ある有馬の町並みに人々は心地よいくつろぎを覚えるのでしょう。
暫し俗世の身分を忘れ、喧騒を離れた幽玄な有馬の里でゆったりと羽を伸ばす、要人達の和やかな姿が目に浮かぶようです。


城之崎温泉・昼神温泉・銀山温泉〜温泉100選!〜
神戸市北区有馬町。
六甲山の懐に抱かれた緑も滴るような壮麗な土地に有馬温泉はあります。
大都会・神戸市にありながら山深く都会の喧騒を離れ、長閑な湯煙に包まれた有馬温泉は、関西の奥座敷として親しまれ多くの観光客が訪れます。
有馬温泉への主なアクセス
●神戸方面から=阪神電車・阪急電車・山陽電車で新開地駅まで乗り、神戸電鉄に乗り換え、有馬温泉駅下車すぐ。
●大阪から=大阪梅田阪急三番街より阪急バスの高速バスが運行されています。
●芦屋、宝塚、三宮から=阪急バスの便あり。
いずれも普通の路線バスで、おおむね1時間に1本の運行です。
●神戸市東部から=(ロープウェイで六甲山を越える楽しいルートです。)
阪神電車「御影駅」または阪急電鉄「六甲駅」で下車、神戸市バス16系統「六甲ケーブル下行き」に乗り、「六甲ケーブル下」で下車。
六甲ケーブルに乗り、六甲山上「表六甲」で有馬・六甲ロープウェイに乗り換え。
有馬・六甲ロープウェイで「有馬駅」に到着。
●マイカーなら、中国自動車道西宮北インターチェンジまたは、阪神高速北神戸線有馬口出入口、西宮山口南出入口よりすぐです。


城之崎温泉・昼神温泉・銀山温泉〜温泉100選!〜
日本三大名泉と呼ばれる有馬温泉の泉質についてお話しましょう。
有馬温泉は活断層・有馬高槻構造線の西端に位置し、地下深くまで岩盤が割れ、その割れ目を辿って地下深く温泉水が湧き出しています。
有馬温泉の泉質は、鉄分と塩分を多く含む含鉄強食塩泉とラジウムを多く含むラジウム泉、炭酸を多く含む炭酸泉があり、含鉄強食塩泉を「金泉」「金の湯」、それ以外の透明な温泉を「銀泉」「銀の湯」と呼びます。
鉄分を多く含む金泉は筋肉痛、関節痛、更年期障害、慢性皮膚病に効能を表します。
鉄分が多いため、タオルをお湯に浸すと赤く染まります。
塩分を多く含む銀泉は筋肉痛、関節痛、打撲、ねんざ、冷え性、慢性婦人病、病後回復に効果があり、塩分が肌表面を覆うので、湯冷めしにくく、体の芯から温まるので、冷え性の方には特におすすめです。
ラジウム泉は、尿酸を尿から出すので、俗に痛風の湯と言われ、高血圧、動脈硬化、胆石などに効果があります。


城之崎温泉・昼神温泉・銀山温泉〜温泉100選!〜
有馬温泉の歴史はたいへん古く、日本最古泉と言われています、有馬温泉に伝わる故事をお話しましょう。
有馬温泉の守護神として名高い湯泉神社(とうせんじんじゃ)に伝わる説によると、泉源を最初に発見したのは、神代の昔、大已貴命(おおなむちのみこと)と少彦名命(すくなひこなのみこと)の二柱の神であったと記されています。
この二神が有馬を訪れた時、赤い湯に浸かって足の傷を癒していた三羽のカラスを見つけ、有馬温泉を発見したといういわれから、この二柱の神を湯泉神社の主祭神とし、拝殿には三羽のカラスが彫刻されました。
有馬温泉の存在が人々に知られるようになったのは、舒明天皇(593〜641年)と孝徳天皇(596〜654年)の頃からで、両天皇の行幸がきっかけとなり有馬の名は一躍有名になりました。
日本書紀の「舒明記」には、舒明3(631)年に舒明天皇が摂津の国有馬(原文は有間)温湯宮に立ち寄り、入浴を楽しんだと記されており、この事からも有馬温泉の歴史の古さが窺えます。


城之崎温泉・昼神温泉・銀山温泉〜温泉100選!〜
プロフィール

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自称:温泉研究家の
堀井雄基です。
表の世界で、裏(闇?(笑))
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